フロアコーティング油性・水性の違い!シックハウス症候群の原因!?

最近このような質問を多くいただくのでそれについて回答させていただきます。

質問者

御社のガラスコーティングは油性の有機溶剤を使用していますでしょうか。有機溶剤を使用したものは、揮発したシンナーがお家の中に充満し、強烈な匂いとともに空気と反応して、揮発性有機化合物(VOC)となって、壁紙や建具に染み込み、アレルギーやシックハウス症候群の原因となるというふうに聞きました。そういった心配がないか気になったもので、教えていただけますと幸いです。

フロアコーティング種類ごとの油性・水性の違い

コーティングには大きく分けて4種類ございます。それぞれの油性、水性の特徴は下記です。

コーティング種類 油性・水性
ガラスコーティング 油性
UVコーティング 油性
シリコンコーティング 油性
ウレタンコーティング 油性と水性どっちもある

基本的に油性が長持ちして水性は長持ちしません。

水性も施工可能ですが長くお住まいになる住宅へはおすすめいたしません。

水性は物がいいものでも1年〜3年です。(WAXとほとんど変わりません)

掃除の簡単さ、資産価値の維持を目的とされるのであれば油性をおすすめいたします。

フロアコーティングが原因でシックハウス症候群になる?

厚生労働省指定化学物質の含有

指定化学物質 ガラスコート
ホルムアルデヒド 配合せず
トルエン 配合せず
キシレン 配合せず
パラジクロロベンゼン 配合せず
エチルベンゼン 配合せず
スチレン 配合せず
クロルピリホス 配合せず
フタル酸ジ‐n‐ブチル 配合せず
テトラデカン 配合せず
フタル酸ジ‐2‐エチルヘキシル 配合せず
ダイアジノン 配合せず
n‐ノナナール 配合せず
アセトアルデヒド 配合せず
フェノブカルブ 配合せず

※尚、本内容は原料情報に基づいてのもので、分析結果ではございません。

弊社取り扱いの塗料は、ホルムアルデヒド検査(JIS表記法)や食品衛生法・食品添加物の規格基準に適合しております。

またシックハウスの原因となるVOC検査にも適合しているものになりますのでご安心くださいませ。

ニオイを気にされるのであればお引越しの2,3日の前の施工をおすすめいたします。

基本的に現在は油性のフロアコーティングが主流となっており、どこのハウスメーカー様もOPでガラスコートやUVコートを販売致します。

そして大手のハウスメーカー様へ納品する場合は、上記のようにホルムアルデヒド検査(JIS表記法)や食品衛生法・食品添加物の規格基準に適合しており、シックハウスの原因となるVOC検査にも適合することが条件となっております。

弊社は大手のハウスメーカー様とのお取引が主のため当然基準値をクリアした塗料と施工方法を徹底しております。

フロアコーティングに限らず、シックハウスの原因となるVOC検査などは現在必須事項のため、そもそもそういった建材や塗料はもう使用しているところは少ないと思います。

アレルギーやシックハウス症候群の原因となった建物のニュースなどは少し昔です。

よく個人でやられている方や、ハウスクリーニングの片手間でフロアコーティングをされるところは、しっかりとした塗料を使っていないため(ホームセンターや通販で誰でも購入できるもの)大手のコーティング業者の対抗トークで油性は危険ですよと不安を煽り水性のウレタンを販売しています。

ところがこれは実際にはコーティングではなくWAXの一種です。

ですので当然長持ちしませんし、後々トラブルになるケースが多いです。

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